2011年12月3日土曜日

WatchtowerLibraryをAndroid・iPhoneで使用する

●はじめに
この投稿では、特定のサービスを推奨しているわけではありません。
また、Watchtower Libraryの利用時にはCDROM内の規約を確認する必要があります。
よろしくお願いいたします。


AndroidやiPhoneでWatchtower Libraryを利用できれば便利になりますよね。

しかしAndroidやiPhoneの端末本体にインストールすることはできません。
また、特にiPhoneの場合アプリを公開するにはApp Storeの審査を受けなければなりません。
そのため、iPhone本体へのインストールはこれからも難しいのではないでしょうか。

しかし、AndroidやiPhoneでWatchtower Libraryを利用する方法があります。
それは、Watchtower Libraryをインストールしたパソコンを、AndroidやiPhoneのアプリで遠隔操作する方法です。


●具体的な使い方のイメージ
遠隔操作できるアプリを使えば、AndroidやiPhoneの画面に自宅パソコンの画面を映し出して遠隔操作をすることができます。

しかしこの方法だと、パソコンを常に起動しインターネットに接続しておかなければいけません。
また、パソコン側の設定が面倒ですし、セキュリティ的に不安です。

これらの面倒な部分を一括で解決するのが、「インターネット上で自分だけのパソコンをレンタルできるサービス」です。

一般的には「WindowsVPS」という名前で呼ばれています。
「WindowsVPS」をレンタルすれば、常にインターネットに接続された自分だけのパソコンがレンタルできます。

また、普通のパソコンと同じようにアプリケーションをインストールできます。
自分のパソコンを一台借りるイメージですね。
この「WindowsVPS」の「リモートデスクトップ」という機能を使い、パソコンを遠隔操作します。


●遠隔操作するパソコン側の設定
私は「>お名前.com Windowsデスクトップ」をレンタルしました。

申し込みが終わると、IPアドレス・ユーザー名・初期パスワードが掲載されたメールが届きます。
これらの情報をメモしておきましょう。

次に、遠隔操作するパソコン側にWatchtower Libraryをインストールします。
パソコン側の設定はこれで以上です。


●AndroidやiPhone側の設定
遠隔操作するアプリをインストールします。

代表的なものでは、
Android:Remote RDP Lite
iPhone:Remote Desktop Lite
などがあります。

RDP (Remote Desktop Protocol)対応のアプリなら、好みのものを使えます。

私はAndroidなので、Remote RDP Liteを使っています。

インストールしたアプリを起動し、パソコン側でメモしたIPアドレス・ユーザー名・初期パスワードを入力し、接続します。

これでAndroidやiPhoneに、遠隔操作するパソコン側の画面が現れます。

これで、パソコンを遠隔操作し、Watchtower Libraryを起動できます。

お名前.com Windowsデスクトップの「ヘルプ/サポート」内、「設定ガイド」でもアプリの解説があります。


これで出先でも好きなときにWatchtower Libraryが使えます。
お名前.comWindowsデスクトップ以外におすすめはこちら↓
仮想windowsデスクトップが利用できます。



●デモはこちら